伊勢山353m  

    姫路市緑台    ROUTE

    山陽自動車道姫路西インターから県道545号、411号線を通り緑台突き当りのやまざくら広場駐車場へ。  

    2009/12/16 晴れ   MAP

    コースタイム 登り  駐車場‐(30分)‐展望広場‐(40分)‐神座の窟‐(10分)‐伊勢山
                 ‐(10分)‐神座の窟‐(10分)‐空木城址     合計 1時間40分
            下り  空木城址‐(10分)‐神座の窟‐(40分)‐駐車場    合計 50分 

    寒波襲来で北の山はしばらくは避けた方が無難なようなので、近場のハイキングコースに行くことにした。
    ガイドブック「ふるさと兵庫100山」で探すと、姫路市の伊勢山353mが面白そうなのでここに決定。

    家から40分ほどで緑台団地奥のやまざくら公園駐車場に到着。数台駐車できるスペースとトイレもある。
    トイレの右手に西に進むコースと北に進むコースとが表示されているので、ガイドブックどおりに西尾根
    を登ることにした。

    午前10時出発。標高は約80mなので、山頂までは標高差300m足らずの行程だ。 
   
    コナラの枯葉が敷き詰められた道を登って行き、尾根筋に出ても広い散策道を歩いて行く。 
   
    30分で展望広場に到着。展望台からは、緑台団地の向こうに姫路の町が見渡せた。 
   
    尾根道に戻り、散策道を歩いて行くと前方に小岩峰と伊勢山が見えてきた。
    さらに歩いて行くと標識が現れたが伊勢山の表示がなく、散策道をこのまま進めば元に戻ってしまうことに
    気付き、分岐までひき返して、尾根を直進して踏み跡をたどっていった。
    ここに登山者用に神座の窟や伊勢山への表示が欲しいところだ。
    おかげで何本かある踏み跡を行ったり来たりして20分ほど手間取ってしまった。 
   
    正解は尾根を直進して現れるロープを張った激下りの道だった。
    激下りの後、2か所分岐があったが尾根を直進していくと今度は激登り。
    滑り落ちないように気をつけながら登っていき、小岩峰に到着。
    11時30分になっていた。上から見下ろすと南側に登りやすいルートがあった。
    どうやら2つ目の分岐を右に曲がるのが正解だったようだ。 
   
    北側を見ると神座の窟がすぐ近くだった。遠くには円錐形の明神山も見える。
    東側には書写山が横たわっている。 
   
    神座の窟でガイドブックにもある麓の写真を写す。取り立てて言うほどの景色ではないが確かに写したくなる。 
   
    東に10分ほどで伊勢山山頂。三等三角点があるだけで展望もないのですぐに引き返す。 
   
    神座の窟に戻り、急坂を下りて10分ほど歩くと空木(うとろぎ)城址。
    パネルによると、1400年ごろ赤松氏により造られたらしい。 
   
    空木城址は、今歩いてきた伊勢山から神座の窟、西峰が見渡せるスポットだった。 
 
    南側には姫路市街と家島諸島も見えた。 
 
    下りは沢筋を下山。コナラの道が続き気持ちよかった。 
   
    手軽に行けて、結構変化もあり楽しめる山だった。

    やまざくら公園周辺と空木城址周辺には散策者のための立派な標識が完備されているが、伊勢山へ
    の標識がほとんどなく、方向を確かめながら登っていく緊張感は味わえるとはいうものの、もう少し登山
    者への配慮もお願いしたいところである。 
   
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