蓮台山626m-久斗山671m

      美方郡香美町香住地区    ROUTE 

      豊岡から国道178号を西進し、香住の先の市午を左折してアセビ谷の林道を登り甌穴公園駐車場へ。
      アセビ谷の林道は悪路だが、ゆっくり走れば問題なく駐車地点まで行ける。

      2011/5/8 曇のち晴      MAP 

      コースタイム 登り 駐車地点‐(100分)‐蓮台山‐(50分)‐久斗山‐(30分)‐三角点    合計 3時間
               下り 三角点‐(10分)‐能於美山‐(60分)‐登山口‐(10分)‐国道      合計 1時間20分

      兵庫100山の久斗山に山仲間14人で登った。

      高砂から約140km、朝5時に出発して約3時間で下山口に到着。
      ここに車を1台デポして、登山口に向かう。

      アセビ谷の林道は、車が1台やっと通れる広さでしかも悪路。
      腹をすらないようにゆっくりと登っていくと、広場に着いた。
      どうやらここが甌穴公園らしいが、公園というよりも仮設トイレのある広場と言ったところ。

      準備をして、8時40分、出発。標高は約100m。  
   
      2〜3分歩いて行くと登山口の標識。登り始めるとロープ場が出てきていきなりに急登が始まる。 
   
      急坂を耐えながら登っていくと40分ほどで傾斜は一段落。
      このあたりからシャクナゲの道になった。そして足元にはイワカガミ。
      足元にも目の前にもキレイな花が現れるので、霧に覆わて遠くが見えない道が楽しく登れる。  
   
      色鮮やかなミツバツツジ?も華やか。 
   
       あと、イカリソウも頻繁に現れた。 
 
シャクナゲ

イワカガミ 
 
ミツバツツジ?
 
イカリソウ
      花を見ながら登っていくと、10時、標高560m地点の熊岩(オオカミ岩ともいうらしい)を通過。  
   
      10時20分:標識がなければ誰も山頂とは気づかないだろうと思える樹林に閉ざされた蓮台山山頂に到着。  
   
      久斗山に向けて10分ほど歩いて行くと、「展望台」の標示が現れる。
      天気がよければこの台の上に上がれば展望できるようだが、あいにくのガス空のため何も見えない。
      しかし、このあたりのブナ林は素晴らしい。  
   
      霧に煙るブナ林は幻想的である。 
 
      11時10分:久斗山(カサハ山とも言うらしい)に到着。この山頂も展望ゼロである。  
   
      少し早いが十数人が座れるスペースがあったので昼食休憩することに。
      12時20分:次の目標の三角点を目指して出発。ようやく霧が晴れ、日差しが出てきた。 
   
      20分ほど歩くと再び展望台。台に上がると南側の山並みが見渡せた。
      三川山ー蘇武岳ー氷ノ山ー扇ノ山が見渡すことができるようだが、近くの山並みしか見えなかった。
      しかし、登り始めてから初めて外の世界とつながった瞬間は、結構解放された気分になった。  
 
      霧が晴れて陽光に輝く緑が爽やかなブナの道を快適に歩いて行く。 
   
      12時45分:木しか見えない久斗山三角点671mに到着。木が少ないところを探して記念撮影。 
   
      13時10分:能於美山570mに到着。更に下って行くと、登りルートと同じくらいの急坂になる。  
   
      14時10分:登山口に下山。  
   
      デポしていた車で登山口に車を取りに行っている間に、他のメンバーは国道まで下山。  
   
      振り返ると、能於美山から下山してきた尾根筋が見渡せたが、久斗山までは見えなかった。 
 
      昨夜の雨の影響で午前中はガスがかかり見通しがきかないコンディションではあったが、そうでなくても
      おそらくは、眺望を期待して登れば失望するのは間違いない山だろう。

      蓮台山626mー久斗山650mー三角点671mの山頂からの展望は全く無く、縦走途中に地元の方が踏み台
      を置いて作ってくれている2箇所の展望台だけが、何とか外の世界と繋がっているポイントで、その他では
      よほど注意深く木々の隙間からの一瞬のチャンスを見逃さなかった人しか眺望は得られない。

      今まで登った兵庫100山の中で、眺望の悪さでは一二を争う山だと思う。

      しかし、その分自然がまるごと残った、歩きがいのある山だった。

      外界と遮断されて延々と続く新緑のブナ林歩きは気持ちよく、足元のイワカガミの群生と目の前に頻繁に
      現れるシャクナゲの花が、人の手が加わらない自然の中にいることを実感させてくれた。

      いい季節に大勢の仲間と来たせいもあるが、自然にスッポリと包まれて歩く楽しさを堪能した5時間30分
      の周回ハイクだった。 
   
   
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