三十三間山842m 

    福井県三方上中郡若狭町倉見    ROUTE

    若狭町で国道27号を北上していると「三十三間山登山口」の大きな標識がある。

    2011/6/15  晴れ     MAP 

    コースタイム 登り 駐車場‐(50分)‐夫婦松‐(30分)‐風神‐(30分)‐山頂   合計 1時間50分
            下り 山頂‐(40分)‐夫婦松‐(50分分)‐駐車場         合計 1時間30分 

    朝4時半に高砂を出発して、舞鶴若狭自動車道ー国道27号を走って260km。
    4時間かかって広野ダムまで到達したところで目的の夜叉ヶ池山登山口は崩落のため通行止の標識が出現
    やむなく約50km引き返して、三十三間山に登ることにした。

    10時20分:トイレも完備した登山口駐車場に到着。
    10時40分:出発。標高は約100m。 
   
    登山口に、ここから三十三間堂の棟木を切り出したことが山名の由来である旨が記されている。
    鹿避けネットの扉を開いて山道に入る。  
   
    沢沿いの平坦な道を歩いていくと次第に傾斜が増していく。  
   
    沢から離れるとやや急登の道になる。 
   
    40分ほどで尾根道になり、少し歩くと夫婦松の標識。 
   
    左手に展望が開け、三方五湖方面が見渡せた。ここまで展望がなかったのでほっと一息である。  
 
    そしてまた30分、展望のない樹林の道を登っていく。
   ブナや落葉樹の緑がさわやかだが、急登ではないものの遊びのない道なので結構疲れてくる。 
   
    「風神まで10m」の標識。行ってみると、古い石碑があるだけだった。 
   
    風神から少し登ると、一気に明るい尾根に上がった。 
   
    頂上へ向かって草原が続く。  
 
    振り返ると草原の尾根が向こうの方まで続いて、ゆったりとした気分になってくる。  
 
    左手前方には比良山系の武奈ヶ嶽。近くに見えるピークを後で調べると、これも武奈ヶ嶽だった。  
 
    その右手には若狭湾と三角錐の青葉山。  
 
    更に右に目を移すと三方五湖。  
 
    そして、白とピンクの花も目につく。  
 
    タニウツギとヤマボウシ。特にヤマボウシの白い花が多く見られた。  
   
    しばらく眺望や花を楽しんでから、山頂へ。残念ながら山頂は樹林の中だった。  
   
    草原まで戻って昼食休憩し、同じ道を下山。

    登り約2時間、下り1時間半の程よいハイキングが楽しめ、草原の尾根からは琵琶湖から若狭湾まで
    眺望できる気持ちの良いところだった。 
   
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