会津駒ケ岳2133m 

    福島県檜枝岐村     ROUTE 

    東北自動車道西那須野塩原インターから国道400号ー352号を走り、檜枝岐村へ。

    2012/6/27 晴れ     MAP 

    コースタイム 登り 駐車場-(90分)-水場-(60分)-展望台-(50分)-山頂   合計 3時間20分
            下り 山頂-(40分)-展望台-(50分)-水場-(60分)-駐車場    合計 2時間30分

    越後駒ヶ岳で、国道352号を20km南下したところにに登山口がある平ヶ岳には、昨年9月から災害復旧工
    事中で通行止めのため行けないことを知った。

    道の駅ゆのたにの前にあるインフォメーションセターで迂回ルートを聞くと、奥只見湖から船に乗ればいけ
    るとのことだったが、あと3座予定しているので車を置いていくわけにはいかない。
    国道252号線を通る迂回ルートも先日の豪雨で通行止めになっているとのことで、結局、関越自動車道-東
    北自動車道を通って、西那須野塩原インターから檜枝岐村に入るルートしかないことが分かった。

    26日夜は道の駅ゆのたにで仮眠し、27日深夜1時半に出発して、350kmの道程を5時間かけてようやく檜枝
    岐村に到着することが出来た。

    3座目は予定を変更して、歩行時間が短い会津駒ケ岳に登ることにし、朝6時半、登山口駐車場に到着。
    10台ほど駐車できるスペースに、車は4台停まっていた。
     
    7:00:駐車場を出発。標高は既に約1100mの地点である。2分で登山口。       
   
    程よい傾斜の広葉樹林の道を登っていく。
    どういう基準かわからないが、途中に「山頂まで4.1km」「3,7km」の標識が立てられていて、
    「2.9km」地点に水場がありベンチが置かれていた。標高は約1700m。  
   
      「山頂まで2,2km」の標識あたりから針葉樹林に変わり、次第に残雪の道になっていく。 
   
      木の間から山頂付近が垣間見え、残雪が多くなっていく。踏み跡をたどればアイゼンはいらない。 
   
      9時30分:樹々が疎らになってくるとベンチのある展望台に到着。  
   
      展望台からは、長く広がる頂稜の全貌が見渡せた。
      何処に駒が隠れているのか定かではないが、なかなかの絶景である。  
 
      雪原を登っていく。雪が溶けているところが湿原のようだが、ショウジョウバカマが数輪咲いているだけだった。 
   
      登り詰めると駒の小屋で、そこから山頂に向かって右手に歩いていく。  
 
      気持ちのいい雪原歩きが続く。  
   
      10時30分:立派な標識が立てられた山頂に到着。
      あまり展望が良くないので、写真だけ写して展望のいいところに移動する。 
   
      南西方向には燧ヶ岳と至仏山が大きく見える。  
 
      その左手後方には日光白根山や男体山も見えている。 
 
      そして、右手(西側)には、平ヶ岳や中ノ岳、越後駒ヶ岳が見える。
      巻機山は平ヶ岳の、八海山は中ノ岳の後に隠れて見えないようだ。 
 
      この3日間で今日が一番見晴らしがいいので、周囲の山々が良く見渡すことが出来た。

      同じ道を2時間30分で下山し、13時20分、駐車場に帰着した。

      下山後、ガイドブックを読んでいると中門岳への縦走途中にお花畑や池塘が点在しているとのことだったので、
      このことを頭に入れていなかったことを後悔したが今さら仕方がない。
      しかし、ガイドブックの写真をよく見ると、歩いたルートにも池塘や池がもっとあることに気づいた。
      どうやら夏の風物は残雪の中にまだ埋まっているようである。

      結局、この山が最も生き生きするのはもう少し先のようで、機会があればその時期にもう一度訪れたいと思う。 
   
      下山後、檜枝岐村村営の駒の湯で汗を流したが、いい温泉だった。
      夜はミニ尾瀬公園駐車場で車中泊。時間つぶしにミニ尾瀬公園を見学しておこうと、入ってみるとニッコウキスゲ
      やコマクサなどの高山植物をよく咲かせてくれいて、入場料500円の値打ちがあるところだった。
   
   
2012/6/25(巻機山)    2012/6/26(越後駒ヶ岳)    2012/6/28(燧ヶ岳)   2012/6/30(平ヶ岳) 
   
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