禿の行者山649m

   姫路市夢前町山之内   ROUTE

   中国自動車道沿いの県道23号から夢前町前之庄で県道67号に入って北進し、佐中集落手前の路肩に駐車する。
                        (個人の駐車場に止めてしまわないよう気をつける) 

   2014/12/17 曇り     MAP     

   コースタイム 登り 駐車地点-(10分)-妙見宮-(30分)-アンテナ跡-(70分)-行者像-(20分)-山頂
                                           合計 2時間10分
           下り 山頂-(70分)-堰堤-(10分)-ゲート-(30分)-駐車地点
                                           合計 1時間50分

   北海道に出来た爆弾低気圧の影響で寒風が吹き荒れる中、yamayaさんのヒマ山隊8人で登った。
   この印象的な名の山は七種山と雪彦山の間にある修験の山で、山頂近くに役行者像があるという隠れ名山。
   9時30分:駐車地点を出発し、左手に見える階段に向かう。  
   
  真っ直ぐに伸びる250段の階段を上ると左に大歳神社、右に阿弥陀寺があり、その間の階段の上に妙見宮がある。  
   
   妙見宮の左手から登り始める。標識はないが、しっかりした踏跡があり迷うことはない。 
   
   30分ほど急坂を登ると傾斜は緩やかになり、アンテナ跡があり、その先に「大西」と書かれた標柱が現れた。  
   
   再び傾斜がキツくなって、513mピークからは下りになる。落ち葉に薄っすらと付いた雪で下りは滑りやすい。 
   
   岩場は雪が凍結してツルツルなので慎重に歩いて行く。11時、崩れた石垣のあるところを通過。祠跡か?         
   
   11時20分:石垣跡から少し歩くと視界が開けた岩場に到着。  
   
   断崖の前に役行者像が鎮座していて、その後は屏風のように切り立った岩場だった。  
   
   屏風の右手は絶壁で、左手が巻いて通れるようになっており、一旦下ってもう一度上がる。  
   
   目の前には南東側の景色が広がっていて、七種山方向が見えているはずだがよく分からなかった。  
  
   11時40分:狭い山頂に到着。三角点があるので山頂だと分かるが、通り過ごしそうなところである。  
   
   記念写真を写してから、風を避けて法面でランチタイム。  
   
   11時20分:山頂から西に伸びる尾根から下山開始。最初の急傾斜は右手からトラバースしながら下る。  
   
   その後もそれなりの傾斜を下り、最後に急傾斜の杉林を下る。  
   
   13時25分:堰堤に降り立ち、小休止してから林道を下る。  
   
  林道を10分ほど歩いてゲートから県道67号に出ると地蔵さんが祀られ、柱は「左くまべ・右てらまえ」の道標だった。 
   
   県道を歩いていると、途中に役行者像が祀られていた。14時20分、駐車地点に帰着。   
   
   どれくらいの歴史がある山か分からないが、変化に富んだ面白いところだった。
   山頂付近にはヒカゲツツジの木があったので、その頃に行くのが一番いいのかもしれない  
   
 2016/4/16 
   
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