爺ヶ岳2670m―鹿嶋槍ヶ岳2889m |
長野県大町市 ROUTE 長野自動車道豊科インターから国道147号線を北上し、南借馬信号で大町アルペンラインに入り扇沢の 柏原新道登山口へ。 |
2010/9/14-9/15 晴れ MAP コースタイム 1日目 登山口-(180分)-種池山荘-(40分)-爺ヶ岳南峰-(90分)-冷池山荘 合計 5時間10分 2日目 冷池山荘-(90分)-鹿嶋槍ヶ岳山頂-(70分)-冷池山荘-(110分)- 種池山荘-(140分)-登山口 合計 6時間50分 |
日曜日の出発予定を雨のため一日延期したので、高速料節約のため長野自動車道豊科SAで車中泊 して翌朝6時50分に柏原新道登山口に到着。標高は1335m。平日ながら駐車場は殆ど満車状態だった。 準備をして7時20分に出発。 |
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よく整備されたなだらかな道を登っていく。 | |||
ケルンを過ぎると展望が開け、天気もいいので左手に蓮華岳と針ノ木岳を見ながら、快適に登っていく。 | |||
10時20分;種池山荘に到着。ガイドブックには4時間余りのコースタイムが書かれているが3時間で到着した。 | |||
山荘のベンチで、目の前に広がる蓮華岳と針の木岳を眺めながら少し休憩してから出発。 | |||
羽毛になったチングルマが秋を感じさせてくれる。 | |||
11時10分:爺ヶ岳南峰に到着。 冷池山荘の向こうに鹿嶋槍ヶ岳が見えるが、山頂は次第に湧いてきた雲に隠れてしまっている。 |
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ガスは東側だけに湧いているので、爺ヶ岳中峰-北峰の稜線はきれいに見える。 | |||
爺ヶ岳を下ると赤岩尾根と合流し、すぐ目の前には宿泊予定の冷池山荘。 13時10分:冷池山荘に到着。 予定より1時間以上早く到着してしまったが、雲が広がって眺望が無くなったので小屋に入るしかない。 到着時にはまだ数人しか宿泊者はいなかったが夕食時には50人ぐらいに増えていた。 9月の平日にこれだけの人が泊るとは、さすがに人気の山だ。 |
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翌朝目を覚まし5時前に小屋の外に出ると、左手に鹿嶋槍ヶ岳の雄姿が聳えていた。 昨日は雲に隠れて全く見えなかったが、手の届きそうなところに山頂はあったのだ。 |
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そして、正面には見事な雲海が広がっている。 5時22分の日の出の時刻を過ぎても太陽は顔を見せてくれなかったが、十分に満足できる別世界だった。 |
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5時50分:山頂を目指して出発。 6時40分:布引岳に到着。双耳峰の鹿嶋槍山頂が近い。 |
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少し下ってから登り返す。 | |||
7時20分:鹿嶋槍ヶ岳南峰に到着。 | |||
北側には今まで見えなかった五竜岳がどっしりと聳え、その向こうには白馬岳が続いている。 | |||
すぐ目の前には鹿嶋槍ヶ岳北峰。 | |||
西側には絵葉書のような立山連峰と剣岳が近い。 | |||
南側遠くには穂高連峰と槍ヶ岳。 | |||
しばらく絶景を眺め、午後からは雨になるとの天気予報なので、北峰へは行かずに下山することにした。 種池山荘、冷池山荘近くに広がるお花畑は、夏にはかなり見事な花を見せてくれそうだが、今は少なかった。 |
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ヤマハハコ | オニアザミ | イワツメクサ | オヤマリンドウ |
柏原新道を下っていると、午後1時ごろから雨が降り始めしだいに本降りになってきた。 北峰へ行かずに早めに下山したのは正解だった。 13時40分:登山口に下山。 予報では明日は一日雨のようなので、五竜岳への縦走をせずに引き返す計画にしたのも正解だった。 急登も悪路もなく、天気にも恵まれ、少々物足りないくらいの快適登山の2日間だった。 |
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2006/7/28針ノ木岳 2010/9/17-18五竜岳 | |||
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