大普賢岳1780mー七曜岳1584m

    奈良県吉野郡上北山村  ROUTE 

    南阪奈道路葛城インターから国道169号に入り、吉野町、川上村を通って上北山村の和佐又山スキー場へ。

    2012/5/26 晴れ      MAP 

    コースタイム 周回 登山口‐(20分)-和佐又のコル-(40分)-笙の窟-(70分)-大普賢岳
                ‐(50分)-稚児泊 -(30分)-七曜岳-(70分)-水簾の滝−(45分)-底無井戸
                -(45分)-和佐又のコル -(15分)-和佐又山-(15分)-登山口
                                           合計 6時間20分

    先週に引き続き大峰山系に行くことになった。

    メンバーは、先週のK君、IM君、F君に加え、F君の山友3人の計7名。
    彼らは皆壮健盛りの40代で、最近山にハマり始めているとのことで頼もしい。

    高砂から170kmの道程を、3時間で和佐又山ヒュッテに到着。標高は1140m地点である。
    7時半に到着すると、既に10台ほど駐車していた。駐車料金は1,000円。

    7時50分:出発。駐車場のすぐ前に登山口がある。  
   
    少し歩くと分岐になり、左側の大普賢岳の標識の方に歩いて行く。
    しばらく歩くと和佐又のコルになり、ここも大普賢岳の標識の方に進む。 
   
    緩やかな道を登って行くと、シダンの窟につづいて朝日窟。  
   
    8時50分:役行者が冬ごもりしたという笙の窟に到着。
    ここから次第に岩場の道になっていくが、しっかり整備された道なので危ないところはない。  
   
    8時50分:役行者が冬ごもりしたという笙の窟に到着。
    ここから次第に岩場の道になっていくが、しっかり整備された道なので危ないところはない。  
   
     前方にこれから登る小普賢岳から大普賢岳への稜線も見えた。  
 
    小普賢岳には登らずに巻いていく。  
   
    振り返るとすぐ目の前に、大台ケ原がドッシリとした姿を現していた。  
 
    10時:尾根筋に上がって少し歩くと大普賢岳山頂に到着。  
   
    北西方向には稲村ヶ岳から山上ヶ岳への稜線が続く。  
 
    南西方向にはこれから向かう七曜岳と、行者還岳、弥山、八経ヶ岳へと奥駈道の尾根が続く。 
    10時20分:七曜岳に向かって出発。しばらくはなだらかな笹原の尾根道が続く。 
   
    左手に大きく展望が開けた水太覗を過ぎると絶壁の岩場道が続くが、整備されて危険はない。  
   
    11時10分:鎖場を過ぎると稚児泊。これから先には平坦な所がないようなので、ここで30分の昼食休憩。 
   
    休憩後歩き始めると、左手に歩いて来た稜線が一望できた。三角錐の峰が連なり、なかなかの絶景である。 
 
    12時10分:七曜岳1584mに到着。岩場の山頂は狭いのですぐに出発。
    少し下ると分岐になり、左手の和佐又方向に進む。立派な標識があるので現在位置がよく分かる。  
   
    どんどん下っていく。  
   
    落ち葉で踏み跡は分かり難いが、標識とテープを見落とさないように進んでいけば問題ない。  
   
    13時20分:沢筋に到着。
    石灰岩の洞窟である無双洞がこの辺りにあるはずだが、標識が見当たらないので諦めていたところ、
    後ろから到着した2人連れの人が探し当てて中に入っていった。
    あとで写真を見せていただいたが、中は広くてハシゴもかけられていたとのこと。  
 
    無双洞から瀬を越えて少し下ると「水簾の滝」の標識が立てられていて、標高は約950m。  
   
    水簾の滝を過ぎると、足場が悪く、鎖場が続く道を登り返すが、 疲れているので結構きつい。 
   
    100mほど登り返すと「底無井戸」の標識が現れる。確かに深そうで、暗くて底が分からない。  
   
    底無井戸を過ぎるとようやく平坦な道になり、今までの疲れを回復させながら歩いていく。 
   
    15時15分:和佐又のコルに帰着。七曜岳から3時間かかっての帰着である。  
   
    このまま駐車場まで降ってもいいが、せっかくなので和佐又山に登ることにした。15分で山頂に到着。
    山頂からは大普賢岳への尾根が見渡せ、ここにまず登ってから大普賢岳に向かうのが正解だったようだ。  
   
    15時50分:和佐又ヒュッテに帰着。 
   
    歩行距離は12km程度だが、実歩行時間6時間20分はかなりハードな行程だった。
    しかし、山頂からの展望は開け、ハシゴ場、鎖場、岩窟、滝と次々と変化のある道が続き、山歩きの面白
    さが凝縮されたコースだった。  
   
    下山後、15km南に走って上北山温泉で汗を流してから帰路についた。 
   
2010/6/12(釈迦ヶ岳)   2011/1/22(観音岳)   2011/5/21(八経ヶ岳)   2012/5/20(稲村-山上)    
   
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