至仏山2228m

    群馬県利根郡片品村   ROUTE

    関越自動車道沼田インターから、国道120号−401号線を通って戸倉の尾瀬駐車場へ。
    (駐車料24時間1,000円)
    戸倉駐車場から鳩待峠へはシャトルバス又は乗り合いタクシー(料金はどちらも片道900円)で20分。 

    2012/10/8 晴れ     MAP 

    コースタイム 周回 鳩待峠‐(50分)‐山ノ鼻‐(130分)‐山頂‐(40分)‐小至仏山‐(80分)‐鳩待峠
                                            合計 5時間

    関東の百名山でまだ登っていない4座に登りに行った。
    まずは尾瀬の至仏山。

    朝6時半に、戸倉峠の尾瀬第一駐車場に到着すると、すでに多くの車が停まっていた。
    鳩待峠行きのシャトルバスは7時50分までないが、同じ料金で乗り合いタクシーが頻繁に出ていたので
    これに乗る。
    7時40分に鳩待峠に到着。標高は約1600m.  
   
    至仏山が目の前に見えるが、尾瀬ヶ原の山ノ鼻登山口から周回するためそちらへ向かう。  
   
    色づき始めた樹林の木道を約3km、50分ほど歩くと山小屋やビジターセンターがある山ノ鼻。
    鳩待峠より標高は200m低く約1400mである。 
   
    8時40分:一息ついてから出発。草紅葉が綺麗な湿地の木道を、登山口に向かって歩いて行く。
    ふり向けば燧ヶ岳が向こうの方に見え、ゆったりとしていたい気分になるのを振り払って先をいそぐ。 
   
    登山道は北側斜面のためジメジメしている。スパッツをして来なかったのを後悔するが仕方がない。 
   
    滑りやすい石ころの道が続き、確かに下りは危険である。上り専用ルートになったのは止む負えない。 
   
    30分ほどで樹林帯を抜け、低木帯になる。
    振り返ると、尾瀬ヶ原の向こうに燧ヶ岳が鎮座していて、なかなか絵になる風景である。 
   
    頂上近くまで滑りやすい岩場の道が続く。  
   
    登りながら左手前方を見ると、日光白根山や皇海山が見える。
    白根山の左手に少し頭を出してているのが男体山だろう。 
 
    10時50分:山頂に到着すると、ここは人で埋まっていた。
    子ども連れや若いグループも多く、さすがに人気の山である。  
   
     北側には燧ヶ岳と、その左手には会津駒ケ岳。 
 
    その左には平ヶ岳や越後三山。よく晴れていて、360度のパノラマを満喫することができた。  
 
    11時30分:鳩待峠に向かって下山開始。小至仏山に向かって緩やかな道が続く。
    前方遠くに見えるのは武尊山だろう。 
   
    12時10分:小至仏山に到着。振り返って至仏山にお別れする。  
   
    緩やかな木道を下って行き、12時30分、笠ヶ岳分岐を通過。 
 
    オヤマ沢田代を過ぎたところまで、夏はお花畑と思える気持ちのいい展望地が続く。  
   
    1時間半ほど下ると樹林帯になり展望がなくなる。
    全体的には紅葉し始めというところだったが、綺麗に紅葉しているもみじの木があったので写真撮影しておいた。  
   
    13時35分:鳩待峠に下山すると、出発時と違って人だらけになっていた。 
 
    5時間ほどで周回できて展望もよく、ゆったりと、ファミリーやグループで登るのがふさわしい山だと思った。 
   
2012/10/9(男体山)   2012/10/10(那須岳)   2012/10/11(皇海山) 
   
  関東・甲信越の山