明神山668m |
姫路市夢前町莇野 ROUTE 国道29号線を北上し、安富町安志南信号を右折して県道23合に入り、夢前町四辻信号を左折して菅生ダムへ。 ダムの管理棟を過ぎて少し走った所にある公園横の広い路肩(下山口前)に駐車。トイレは管理棟横にある。 |
2014/2/1 晴れ MAP コースタイム 登り 駐車地点-(10分)-登山口-(35分)-T字尾根-(35分)-西の小明神-(40分)-山頂 合計 2時間 下り 山頂-(30分)-西の小明神-(35分)-東の尾切れ-(道迷い含めて45分)- 西の尾切れ-(25分)-駐車地点 合計 2時間15分 |
明神山西尾根の岩稜コースを周回してきた。 このコースは、明神山で一番変化に富んでいるが、それだけリスクも大きいルートである。 ルート表示のテープや固定ロープは設置されているが、道迷いやロープの劣化もあるという。 そこで、クライマーでもあるIHさんに20mロープを持ってきてもらい、I君、Hさんと4人で出発。 9時45分:菅生ダムの管理事務所前を通って、少し行った所にある公園横の路肩に駐車して出発。 立て札があったので読んでみると、ちょうどここが下山口だった。 500mほど歩くと、防石ネットとカーブミラーの間にある登山口に到着。 標高は約230mである。 |
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登り始めると、いきなりの急登。 | |
右手に下山予定のキレットの姿を見ながら登っていく。 | |
約30分、ザレた急坂を登り、最後にロープ場を登る。 | |
ロープ場を登り切ると一気に展望が開け、目の前にT字尾根が現れた。 | |
長い風雨雪によるのか、まるで加工したかのように丸みを帯びた尾根を気持ちよく歩いて行く。 | |
T字尾根尾根から10分ほどでVキレットとの尾根と合流する。合流地点はオブジェのテーピングが目印になっている。 | |
西の少明神に向かって登り始めると、すぐ右手に岩場が現れる。大蛇グラである。 大台ケ原のそれには及ばないが、南側に眺望があり一息付けるところだった。 |
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大蛇グラで小休止後、西の小明神を目指して高度を上げていく。 | |
山頂手前で左手を見下ろすと、先ほど歩いたT字尾根が見渡せた。ここから見れば面白い形がよく分かる。 | |
11時5分:標高556mの西の小明神に到着し、眺望がないのですぐに急坂を下る。 小さなアップダウンを繰り返しながら歩いて行くと、途中、岩の間に食い込んでいるド根性の木が目を引いた。 |
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11時35分:いよいよ山頂への最後の登りに入り、岩塊流のガレ場を登っていくとAコースの9合目に合流。 | |
11時45分:山頂に到着。穏やかな晴天に加え、今日は土曜日のため山頂には大勢の人が昼食休憩中だった。 | |
東側を見ると、七種山連山が見渡せ、先週には見えなかった笠形山もその後方に見えていた。 | |
12時30分:下山開始。登ってきた急坂を下り、降りてきた急坂を登りながら、30分で西の小明神を通過。 | |
ロープ場を下り、T字尾根との分岐を過ぎると、張り紙が最大の難所であるキレットの近いことを知らせる。 | |
少し進むと岩峰が現れるので、その上に上がると正面にこれから通る尾切れ岩が見渡せた。 13時30分:キレット東側の岩峰である東の尾切れ到着。 岩の先端に行くと、キレットの向こうに西の尾切れの岩峰が見えていた。 |
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このキレットを超えるには左手から回りこむことを予習してきたので、指導テープを追いながら進んだが、 途中でテープ見失ってしまった。下へ横へと通れそうなところを探しまわるが、急傾斜に阻まれて進めず、 事前にGPSに入れてきたルートからも外れていく。 持参したロープで確保してもらいながら、もう一度上によじ登り、倒木を乗り越えて岩沿いを歩いて行くと、 ようやく黄色いテープが巻かれた木が現れ、正規ルートに復帰することができた。 |
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このあとはテープを辿りながら進んでいく。 | |
そして、東の尾切れから見えていたロープを伝って岩峰の上に登り、ようやく悪戦苦闘のキレット超えを終了した。 時計を見ると14時20分。東の尾切れから20mほど進むのに50分費していた。 岩峰の上からは、東の尾切れと西の小明神の向こうに明神山山頂も見えた。 |
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西の尾切れからは2回ロープ場を降るが、2つ目のチムニーのロープ場が一番長くて30mほどあった。 | |
岩場を降りると樹林帯になるが、テープを見失わないように慎重に下り、14時45分、下山口に帰着した。 | |
下山口には、このルートの危険性を注意する掲示がされている。 確かに、踏み跡の少ないこのルートで道間違いすれば、とんでもない所に迷い込む危険性があるルートだと思った。 入山するなら、GPSでルート確認をしながら、20m以上のロープ持参で、出来ればソロを避けるのがいいと思う。 |
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