立山(別山)2880m

   富山県立山町   ROUTE            

   立山駅ケーブルカー駅からケーブルカー、シャトルバスを乗り継いで室堂平へ。      

   2018/5/10-5/11  晴れ   MAP     

   コースタイム(往復)  室堂平-(40分)-雷鳥荘-(20分)-雷鳥沢-(150分)-剱御前小舎
                 -(50分)-別山南峰-(20分)-北峰-(20分)-別山南峰-(40分)-剱御前小舎
                 -(70分)-雷鳥沢-(30分)-雷鳥荘-(40分)-みくりが池-(15分)-室堂平 
                                            合計 8時間15分

   10日朝6時にIM君と高砂を出発し、12時に立山駅前駐車場に到着。
   12時30分のケーブルカー乗り場に並ぶ。外国人観光客が多い。13時50分、室堂に到着。  
   
   ターミナル周辺は賑やかだが、そこから踏み出すと静かになる。  
   
   昨日は15センチ、今日は25センチの積雪があり、まだガスがただよう中、14時35分、雷鳥荘に到着。  
   
   夕食後、外に出るとガスは晴れ、聳え立つ真っ白な立山と、紅い夕日を背負った大日岳がきれいだった。  
   
   雄山山頂。                          雷鳥。  
   
   11日朝5時40分、雷鳥荘を出発。             5時50分、テント場。       
   
   朝日に耀く浄土山と立山。  
  
   6時10分:アイゼンとワカンを装着し、剱御前小舎に向かって登高開始。  
   
   先行者は3人いるのでラッセルは多少楽できるが、それでも新雪は歩きにくい。
   傾斜は徐々にきつくなり、最後はピッケルを突き刺しながらの登高になる。  
   
   振り返ると、立山から浄土山への見事に真っ白な稜線が目に飛び込んでくる。  
 
   黄金伝説の鍬崎山の向こうには、加賀白山が浮かんでいる。 
 
   ヤセ尾根を慎重に通過し、8時40分、剱御前小舎に到着した。 
   
   剱御前小舎で朝食休憩し、9時20分、別山に向かう。  
   
    稜線に上がると風速15mほどの強風が吹き付ける。10時:別山南峰2874mに到着。 
   
   すぐ目の前に岩肌を露出した剱岳が聳えている。  
  
   振り返れば真砂岳-立山-浄土山の稜線がつづく。  
  
   20分で別山北峰2880m。      
   
   北アルプス北部の稜線が近い。  
  
       
  
  
  
   針ノ木岳の右手奥には薄っすらと富士山も見えていた。雄山山頂もクローズアップ。  
   
   11時20分:強風と深雪のため、これ以上の登高を諦め、剱御前小舎に引き返す。  
  
   吹き溜まりでは深雪に足を取られ、地吹雪が舞い上がって顔に打ちつける。  
   
   11時50分:剱御前小舎に到着。12時40分:しばらく風の様子を見るが、衰える気配がないので、下山を決行。  
   
   心配していた切り立った尾根の風は大したことなかったので一安心。 
   
    雷鳥沢へ一気に駆け下りる。               13時50分:テント場に下山。
   
   15時:みくりが池を通過。                 15時15分:室堂ターミナルに到着。  
   
   残雪の立山を周回しようとやってきたが、直前に降った予想外の深雪と、稜線での強風に阻まれて別山
   で引き返す事になった。しかし、爽やかな晴天の中、真っ白な雪原を踏みしめながら、北アルプスの雪景
   色を満喫することが出来、充実の一日だった。  
   
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