鳥海山2236m  

    秋田県由利本荘市     ROUTE 

    山形自動車道酒田みなとインターから国道7号線、県道58号線を通って祓川(矢島)登山口へ。 

    2010/7/7 曇り     MAP

    コースタイム 登り 登山口-(60分)-七ツ釜避難小屋-(90分)-大雪路最上部-(40分)-七高山山頂
                                             合計 3時間10分
            下り 七高山山頂-(120分)-七ツ釜避難小屋-(50分)-登山口   合計 2時間50分  

    由利高原鉄道矢島駅前駐車場で車中泊して、鳥海山矢島(祓川)登山口に向かう。
    登山口に向かう途中、鳥海山が綺麗に見えたので車を止めて写真を写す。 
 
    5時過ぎに駐車場に到着。広い駐車場には1台だけ車が止まっていた。標高は約1200m。
    5時30分:出発。祓川ヒュッテノの横を通っていく。 
 
   すぐに湿原が現れ、前方には雄大な裾野を広げた鳥海山が横たわっている。
   湿原を過ぎるといきなり雪の壁が現れた。短いのでアイゼンを付けずに登っていく。 
   
    しばらく夏道を歩くと、再び雪渓歩きになった。 
   
    6時20分:御田と標識が上がり、ミズバショウが咲く湿原で一休み。
    ここから本格的な雪渓歩きになるのでアイゼンを装着。やはりこの方が歩きやすい。 
   
    山頂を見ながら登っていくので、登っている実感が踏み出す足に力を与えてくれる。 
 
    8時:雪渓が終わり、花畑が広がる道になった。
    急登なのでピッチが上がらないが、花を愛でながら登れるので苦にはならない。 
 
    8時40分:七高山山頂に到着。ガスに包まれ、風が強い。最高峰の新山はガスで全く見えない。
    9時20分:安全のため新山へ行くのを断念して来た道を下山。  
   
    七高山山頂付近は花盛りだった。
    ミヤマキンバイとイワベンケイが一帯に広がっていたが、この山の固有種のチョウカイフスマも見ることが出来た。 
 ヨツバシオガマ   イワベンケイ  イワカガミ   ツガザクラ
       
  イワキキョウ    ウイワウメ  ミヤマキンバイ    チョウカイフスマ 
       
     下山しているとガスが広がってきて,、時折雨も降ってきた。
    MKさんは迷わず雪渓を進んでいき、向こう側の夏道にぴったりと到着した。
    ちゃんとGPSを持っていて難なく方向を確保していたのだ。
    GPSを持たない初めての者ではこのコースは来れないことを実感した。
   
    ガスが晴れたのでお互いを記念撮影。 
   
    夏道もまだまだ雪渓に埋まっていて、8月下旬にならないと雪は無くならないらしい。 
   
    12時10分:祓川登山口に下山。 
   
    MKさんのお陰で、半分以上雪渓を歩いて登るルートで鳥海山に登ることが出来た。
    お花畑ではチョウカイフスマや知らない花の名前を教えてもらい、単独行では味わえない贅沢な鳥海山
    登山を満喫することが出来た。 
   
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