朝日岳1870m  

    山形県西村山郡大江町      ROUTE 

    山形自動車道寒河江インターから県道27号線を通り古寺鉱泉へ。       

    2010/7/9 曇り    MAP 

    コースタイム 登り 登山口-(130分)-古寺山-(40分)-小朝日岳-(100分)-大朝日小屋-(15分)-大朝日岳
                                          合計 4時間45分
            下り 大朝日岳-(100分)-古寺山-(120分)-登山口     合計 3時間40分          

    7日は鳥海山を下山してからにかほ市の道の駅象潟で車中泊。
    ここも大きな道の駅で、夕陽百選に選定された日本海に沈む夕日スポットらしい。
    水平線辺りは雲がかかっていたが、何とか沈みゆく夕陽を観賞することが出来た。 
   
    8日は移動日に充て、夕方朝日岳の古寺鉱泉登山口に到着。標高は約680m。
    ここで泊って翌日朝3時30分に出発。30分ほどライトをつけて登っていくと明るくなってきた。 
   
     展望のない道をひたすら登って、5時40分、古寺山山頂に到着。 
   
    前方にようやく小朝日岳から大朝日岳への稜線が見えてきた。  
 
    ヒメサユリが満開の気持ちのいい稜線歩きが始まる。 
   
    登山道にはほとんど雪はなく、唯一小朝日岳山頂手前に現れた雪道も避けて通れた。 
 
    6時20分:山頂手前のザレ道を登ると小朝日岳山頂。 
   
     いよいよ大朝日岳から連なる朝日連峰の全貌が姿を現した。
    素晴らしい眺めをしばし観賞。  
 
    快適なヒメサユリ街道を、前方に大朝日岳を見ながら歩いていく。 
   
     8時:大朝日小屋を通過。
    日帰りが出来ない場合はこの小屋に宿泊を考えていたが、早朝にここまで来ることが出来た。
    案ずるより産むがやすし、である。 
   
     8時15分:大朝日岳山頂に到着。 
   
    北の彼方に雄大な尾根の以東岳が見渡せる。
    数日前に山仲間のMご夫妻がここから2泊して以東岳を越えて縦走しているはずだが、すごい道のりだ。  
 
    南東遠くには蔵王山と、その右手には飯豊連峰が雲に浮かんでいる。 
   
    素晴らしい展望を満喫して、9時20分から下山。まず、銀玉水で冷たい水を頂いて元気を得る。  
   
    11時20分、三沢清水。12時、一服清水でも一休み。
    途中3カ所も美味しい水が飲めて贅沢な気分で、13時、古寺鉱泉に下山。 
   
    古寺山から大朝日岳山頂までの登山道にはヒメサユリだけでなく、いろんな花が咲いていた。 
 ミヤマウスユキソウ   キキョウ  ネバリノギラン      ヨツバシオガマ
       
       
シャクナゲ     イワハゼ  サラサドウダン   ウラジロドウダン
       
       
 シラネアオイ    シロバナクモマニガナ  モミジカラマツ  フウロ
       
    朝日連峰は聞いていた通りの大きな山塊だった。
    沿道にはヒメサユリが咲き誇り、山頂付近のウスユキソウをはじめいろんな花が行く先で迎えてくれた。
    延々と続く稜線を辿っていけば、もっといろんな出合いがあるだろう思いながら下山した。

    お世話になったMKさんとは、今日でお別れ。
    単独行では味わえない楽しい山旅を続けられて大感謝である。
    又の再会を約束してお別れした。  
   
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